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米原ビーチでシュノーケリング。 [2019 石垣島]

おはようございます、38kicksでございます。
ソネブロに復帰したくせに更新が少ないのには理由がある。以前、休みの日はずっとパソコンにかじりついてブログ用の文章をしたためていたが、今は色々と忙しくてそればかりやっているわけにはいかないのだ。私の趣味はランニングと音楽で、特に音楽の方が厄介なものでして、聴くだけではなく無意味に作詞作曲みたいなことをしている。音楽をやっていると時間を忘れて没頭してしまうので、音楽モードに入るとブログなんてどうでもよくなってしまうのだ。嫁からは例の10万円で新しいギターを買ってもよいというお許しが出た。

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2019年 晩夏 石垣島旅行記 その12

さて、米原ビーチでシュノーケリング開始です。天気があまりよろしくなかったので観光客は少なめでしたね。日本人と中国、韓国からの方が半々くらいですかね。ただ、あっちの人は声が大きいから…。
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米原の特徴として、お魚さんたちが普通に寄ってきます。餌をあげている証拠ですね。写真を撮る側としては嬉しくもあるのですが、寄ってきたとしても大した写真は撮れないし、負け惜しみではなく、馴れ馴れしいお魚さんたちには興醒めしてしまったりもする。僕はばっちりメイクの女性はあまり好きにはなれない人でして、基本的につけまつげをピロピロさせている人を好きになることはない。つけまつげを付ける理由は理解できますけど、別にそこまですることもないじゃんと思ってしまうのですよ。つまり、魚も女性も自然が一番ということです。
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太陽が出ていると海の中がキラキラしていてもっと奇麗なんですけどね。ちなみに、天気がいい日にシュノーケリングをするとふくらはぎが日に焼けるので注意して下さい。最近は僕も水着の下にタイツを履くようになりましたね。上はドライタイプの半袖Tシャツです。長袖の薄いウエットも持っているので、肌寒い時とか風の強い日は着ちゃいますね。
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昔は今のようにラッシュガードを着ている人なんていなかったから、「沖縄だぜ、日焼けするぜ!」みたいなアホな兄ちゃんがいましたね。上半身裸でしばらく炎天下にいたらアウトですから。僕も日焼けはしたいタイプではあるんですけど、ライフジャケットを素肌に着けるとチクチクして痛いので必ずTシャツは着てました。海から上がってから濡れたTシャツを脱いで、体を温めながら少し日に焼く程度ですね。
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少し波があったので、嫁は早めに海から上がって波打ち際でチャプチャプしてました。慣れていないせいもあるみたいで、少し怖かったとのこと。嫁はハノイからバスで半日かかる海沿いの町で生まれ育っている。夏になるとハノイからの観光客が大勢やってくるそうで、花火大会や音楽フェスもあったりするらしい。湘南というよりは九十九里みたいな雰囲気だと僕は思っている。当たり前の話だが、日本語はまったく通じない。いや、泊まったホテルのレストランで話し掛けられたことがあったな。大阪の日本語学校に通っていたという青年だった。ちなみに、僕はそういう日本語が通じない環境でもまったくストレスを感じることがない特異体質である。そもそも、日本で嫁が友達と話していれば同じ状況になるし、慣れと言えば慣れである。

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電動スクーターで米原ビーチへ。 [2019 石垣島]

おはようございます、38kicksでございます。
先日あるニュースに興味深い記事が出ていた。アメリカのそこそこ偉い人が「日本のコロナ関連の対応はひどいもんだが、患者数が少ないことを説明することができないで困っている」みたいなことを書いていた。なるほど、確かにそれはある。患者数を抑えるために検査数を減らしているとか言われてはいるが、重症患者や亡くなった人は少ないのかもしれない。僕が働いているホテルにも、海外からの帰国者が宿泊している。宿泊中はその部屋には一切入室はしない。アウト後に消毒し、一日おいてから清掃に入る。しかし、チェックアウト時間を過ぎてもゲストが降りてこないので部屋を確認してみたら(変死という可能性もなくはないから、やや緊張である)、まったく部屋が使われていなかったなんてこともある。2週間の待機と思わせておいて既に帰宅していたようだ。今のところ結果オーライで済んではいるが、明日には緊急宣言が解除されるようだし、この先大丈夫なんでしょうかね…。

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2019年 晩夏 石垣島旅行記 その11
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石垣島での3日目の朝である。ホテルから見ると天気が良さそうに見えるが風が強く雲が流れている。旅行前から石垣島の近くに台風が居座っており、その影響で風が強くなっている。動き出せばあっと言う間に島に近づいてくるはずだが、まだ動き出す気配がない。このまま停滞を続けてほしいものである。

ホテルの朝食バイキングを美味しくいただき、海遊びの準備をしてホテルを出た。今日はレンタルバイクを借りて米原ビーチへ向かう予定である。僕は車の免許は待っているが超優良ペーパードライバーである。教習所以外で普通に一般道を走ったことはない。バイクには5年ほど乗っていたので今でも普通に運転することはできる。二人乗りできるスクータータイプをレンタルしようとネットで探していたら、電動タイプがレンタルできることが分かり予約しておいた。離島ターミナルにもお店があるので手軽でいい。簡単すぎる手続きを終えていざ出発。普通のバイクのような加速感はないが、安全運転でいいわけだし、音も静かでなかなか快適である。
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川平湾は無視して御神埼へ向かった。嫁のお気に入りの場所で、行きたいとリクエストがあったので向かうことにした。もともと風の強い場所で、風の方向に木がなびいていたりする。リーフに当たる白波がかなり目立っているので、明日予約している川平湾のツアーは中止になるかもしれないと一応軽く覚悟は決めておく。
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海沿いを走るとたまに強風にあおられるが怖いほどではない。ちなみに、シート下にバッテリーが入っているので荷物はあまり収納できない。僕の遊び道具はメッシュのバッグに入れて足元に置いて、着替えは嫁がリュックに入れて背負った。バッテリーは街と米原の往復でギリギリ大丈夫。北の方まで足を伸ばすとなると、バッテリーは交換しないと駄目ですね。何カ所か交換できるステーションがあるので心配はない。スコールで滑って転んで怪我をするとか、そっちの方が心配だよね。
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米原ビーチの駐車場は無料で停めることができた。売店で嫁のシュノーケルとフィンを借りて、いよいよ海遊びであります。そうですね、山の方は雲が厚いです。

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石垣島で大人呑み。 [2019 石垣島]

おはようございます、38kicksでございます。
私は旅好きである。なので、旅に関係する場所、たとえば羽田空港で働きたいと考えていた頃がある。しかし、羽田空港の求人なんて警備関係や案内係、飛行機の掃除とかばかりで、旅にはまったく関係がない。そんなことを言い出せば、オレが今働いているホテルだってジャンル的には旅行関係に入る。さて、現場異動になり、なんとそこには立派に羽田空港の名前が入る。実際には空港の手前にある駅なので、駅から出ても空港の建物は見えない。まぁ、しかし、なんとなく羽田空港には近づいてはいるので、良しとしよう。

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2019年 晩夏 石垣島旅行記 その10

この日はお師匠夫妻とお酒を呑むことになっていた。以前は、八重山村やすし太郎によく行っていた。今はどちらもオーナーやスタッフが変わってしまい味が落ちたり騒々しくなってしまったので行かなくなってしまった。お師匠によると、どうも最近の美崎町はキナ臭くなってしまったようで、半グレさん達が金儲けのために島に入ってきたのが原因らしい。お師匠はもう美崎町には近づかないようにして、少し外れた落ち着いた店で呑むようにしているという。昔のお師匠の武勇伝の数々を知っているだけに、寂しいような気もする。二人で一晩に泡盛の三合瓶を3本空けたのが懐かしい思い出である。
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今夜のお店は八重山村で働いていた板さんが出したお店で、八重山村の味を受け継ぐ「やふぁやふぁ」である。あまり若い人向けのお店ではないかもしれないが、正式に伝承されたぐるくんおにぎりが食べたい人はここに来るしかない。特別な料理があるわけでもない。しかし、こういう落ち着いたお店もなかなかいいものだ。僕もあまりにぎやかしいお店は好きじゃないしね。
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料理の写真はこれしか撮っていなかった。八重山そばの茶碗蒸しだっけ? 肝心のぐるくんおにぎりの写真もありません。
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少し呑み足りないので二軒目に行くことにした。呑み足りていても行くんだけどさ、結局。ただし、僕たちはすぐにタニファに向かった。昔だと、間にもう一軒必ず挟んでいたと思う。べろべろでタニファに行くのが常だった。タニファはお師匠のヨット仲間が集まる店というか、地元の酒呑みが集まる店でもあるし、島のコミュニティの場所としてしっかり根付いている印象である。店主の栗さんも僕のことを覚えてくれていて、とても落ち着く店である。ちなみに栗さんは僕の大学の先輩になる。
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初めてタニファに連れてきてもらった夜、お師匠に島の泡盛だと言われて白百合を呑んだ。独特な味というか香りのする泡盛で好き嫌いがはっきりと分かれる。僕も最初は呑むことができなかった。島から帰ってきてから思い出に浸るように白百合を買って呑んでみたがやはり美味しくない。意地になって呑み続けていたら1年後くらいに白百合を美味しいと思うようになった。喉越しが爽やかだと感じるようになったのだ。それをお師匠に伝えると、「じゃあ、最初から白百合を呑めるのか?」と聞かれて、確かに最初はビールだし、ある程度酔っぱらってからではないと白百合は呑まないことに気が付いた。タニファには島(石垣島では島の泡盛を島と呼ぶ)のゴーヤ割りという非常に健康的な飲み物があり、少し酔っ払った時の酔い覚ましにちょうど良いし、体調が悪い時でも罪悪感なしで呑むことができる。タニファは店名にカフェと付いているのだが、特別オシャレな店ではないし、若者が集うような店でもない。曜日によっては仲間が集まってサルサだのウクレレなどの教室が開かれるので、そういう夜に行ってしまったら素直に曜日を改めた方がいいだろう。初めて行っても栗さん夫婦が優しく対応してくれるし、酔っ払い(島では酔っ払いのことをびーちゃーと呼ぶ)の常連さんが軽く絡んでくれるので退屈することはないだろう。タニファでムカつく酔っ払いに会ったことは一度だけなので、そのあたりは安心していいだろう。ちなみに、白百合を作っている方もここの常連さんだが、僕はここでは会ったことがない。お師匠に酒造所に連れて行ってもらったことがあり、そこで会ったことはある。僕はタニファのモヒートが好きで、ここのモヒートが世界一だと思っているのだが、日本以外で呑んだことはないので確かな情報ではない。タニファでさらに酔いを深めていき、錆びついた弦のギターを弾いたり、栗さんの奥さんとお師匠の奥さんが弾くウクレレに耳を澄まし、島の夜は更けていくのであった。

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海遊び後のとっておきガセ観光情報。 [2019 石垣島]

おはようございます、38kicksでございます。
現場異動でそこの責任者をやれっつーのならば、それなりの研修期間があるのが普通だと思うのだが、突貫工事のような引継ぎのみで新しい現場に入ることになってしまった。今回の現場は小さいし、今はコロナの影響で稼働が低いので、責任者のオレとパートのおばちゃんが2人もいれば回すことができる。前の現場だったらオレだけで回す仕事量だな。はっきり言って、定時まで時間を潰すのが大変です。とか言いつつ、リストラされないように地味なアピールも抜かりなくやっておりますとも。

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2019年 晩夏 石垣島旅行記 その9

海遊び終了。あとは帰るだけである。ちなみに、今日みたいに午後からではなくて朝から遊ぶとなると、当然お昼になれば腹が減る。お弁当を用意してくれるショップが多いが、おにぎりと漬け物なんてショップもある。僕は昭和の人なので、おにぎりはアリだ。大人数でなければ外食という選択もある。そこでよく利用されるのが知花食堂である。小汚いのか小奇麗なのかよく分からない佇まいの店で、軽く濡れた水着なら大丈夫なので、お師匠とはよく行った。以前はおばぁが一人でやっていたので時間が掛かったが、最近は娘さんが手伝っているかなんかで多少は改善されたという噂がある。海沿いのコジャレたカフェは濡れた水着では入れない店が多い。ただし、南の島や東南アジアでよく目にする例のプラスチックの椅子があれば大丈夫なので聞いてみるといいだろう。美味しいパン屋もいくつかあるが、人気があるのでお昼には美味しそうなパンは売り切れていることが多い。こちらは海で遊んで腹が減っているので、ある程度がガツンと行きたいところなのだが、天然酵母の具なしパンだけが残っていたりして、なかなかに寂しい思いをするのである。ちなみに、お師匠がヨットに乗っていた頃のお昼は素麺が多かった。朝、町で買ってきたジューシーカマボコをかじりながらの素麺である。最高のお昼ごはんだ。

とりあえず、海で遊ぶとベタベタになる。先程まで遊んでいたビーチには小川が流れ込んでいるので潮を洗い流すことができる。崖の上の道沿いには小さな滝があり、ここも天然シャワーとしてよく利用されている。ターザンロープがあって、滝つぼに飛び込むこともできる。ただし、とても冷たいので心臓の悪い人はやめた方がいい。まぁ、米原ならコイン・シャワーがありますからね、小銭持ちの人はぜひ利用していただきたい。

海沿いの道を走っているとやたらと大きなシーサーが見えてくる。米子焼工房である。昔はシーサー作りを体験できる小さな工房だったはずなのだが、いつの間にか訳の分からないシーサー農園とかいう公園みたいな施設になっている。結果的にインスタ映え間違いなしのスポットになっている。結果オーライではなかろうか。

山の上の方へ続く道へ進むと、八重山ヤシ群落がどうのこうのという植物園チックな施設がある。僕は特に興味がないので入ったことがない。入口の脇にあるお店でサトウキビジュースだけ飲めばいいと思います。ただサトウキビを絞っただけのジュースなんですけど、とても美味しいです。
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今回も相変わらずとても役立つ石垣島の観光情報だと自画自賛したくなる内容でお送りいたしました。

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元気な珊瑚を見て元気になる。 [2019 石垣島]

おはようございます、38kicksでございます。
5月から現場異動になる。その通勤途中に昔好きだった人が住んでいた駅がある。昔と言っても30年前である。今、そこらですれ違っても分からないかもしれない。その人は僕よりも2歳年上で、僕が10代の頃にお世話になっていたキャンプ仲間の先輩の彼女だった。ある夏のキャンプで知り合って、彼女が僕のファンになってしまったのだ。これは青春時代にありがちな勘違いではなく、彼女がみんなにそう言っていたから間違いないのだ。僕は彼女と同じ大学に進むべく猛勉強し、めでたく二浪して入学した時には既に彼女は卒業していた(笑)

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2019年 晩夏 石垣島旅行記 その8
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さて、元気な珊瑚の写真が続いております。ビーチからこれだけの珊瑚を見に行けるポイントは少ないのではないだろうか。僕が初めて石垣島に行ったのは2005年なので15年も足繁く通っているわけだが、ビーチから行ったことがあるポイントは5か所あるかないか。珊瑚がきれいで素人が勝手に行ってもそれなりに安全なのは米原のみだと言ってもいいんじゃないのかな。白保も有名ですが、あそこは基本的にボートだし。御神埼(うがんざき)はビーチからリーフ内を進んでエッジを越えて外に出るコースが素晴らしい。ロングコースなので体力がない人は無理ですね。僕は二回行ったかな。お師匠によると白化現象やオニヒトデにやられてもう駄目になったそうですが、少しずつ復活してきたなんて話も聞く。ここも崖を降りてビーチに出るしかないし、一人で行ったオジサンが帰らぬ人になったこともあるので、無責任にはお勧めできないポイントですね。
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もしシュノーケリングのツアーに申し込むのならば、ダイビングショップのツアーはやめておいた方がいいと以前も書いた。シュノーケリングなんてオマケみたいに思っているところも多いので、シュノーケリング専門のショップを選んでください。お師匠のショップ(うみまる)は玄人好みかな。小さいお子さんがいるとか、犬を連れて遊びたいとか、そういうリクエストに対応できるので便利だと思いますけどね。北部のショップ、さんご礁の海からはお勧めです。オーナーの人柄がいいです。僕とは波長が合う気がすると勝手に思ってます。最近はプロフェッショナルではないショップが増えてしまって、お師匠もかなりご立腹なので、ショップ選びは慎重に行ってください。
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ちなみに、八重山のショップはコロナの影響で営業自粛しているところが多いし、今年は旅行自体も自粛した方がいいですね。
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波と遊ぶ。 [2019 石垣島]

おはようございます、38kicksでございます。
志村けんさんの訃報はやはり衝撃的だった。数年前に肺炎を患ったことがあるそうなので、やはりコロナウイルスはそういう弱いところを狙ってくる厄介なものなのだろうな。やりきれないのは、骨になって帰ってくるまで会えないと。これはつらいね。ご冥福をお祈りいたします。

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2019年 晩夏 石垣島旅行記 その7
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ポイントを変えることにした。といっても隣のビーチに戻っただけである。こちらはリーフにはなっていないので、この日みたいに波が高い時に素人さんが遊ぶと痛い目にあいそうだ。お師匠はまだ慣れていない嫁をビーチに残し(まぁ、シュノーケリングはそこまで好きではないからという理由もある)、オレと二人で遊びに行くことにした。
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このビーチから少し泳ぐとまだまだ元気な珊瑚が集まっているポイントがあるのだ。しかし、ビーチと平行に泳ぐ必要があり、波をモロに横からかぶることになるので、慣れていない人にはお勧めしないし、普通の人は怖いと思うだろうな。そういうポイントだから珊瑚が元気なのかもしれないね。
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離岸流に捕まったりした時に、とりあえず流されろという教えがある。どう逆らっても無理なので、体力温存のために身を任せ、流れが弱まったところで脱出を図るということだ。それはこういう波の高い日も有効だと思う。波の力を受けている時は変に力まず、木の葉のように浮かぶ感覚。波の力が消えてフリーになったらフィンを蹴ればいい。まぁ、それが正しいかどうかは分からないのですが…。
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シュノーケリング賛歌。 [2019 石垣島]

おはようございます、38kicksでございます。
前回書いたように、2018年の秋に検査入院、2019年に手術のために入院した。特に昨年の入院は2週間コースで、その後もしばらくは安静にしてなさいということで、いい機会だと思って仕事を辞めてしまった。退院後に半月ほどまったり過ごしてから違う会社でバイト君として復活した。ここ15年くらいは現場の責任者で気張ってきたので、ペーペーのバイト君は気分的に随分と楽でそのままぬるま湯に浸かっていたくなってしまったが、給料が安すぎて貯金がどんどん減っていくので、会社の犬となって働く決意をして社員になった。面接の時に、研修の三か月が終わったら5万円アップと言われたのだが、未だにアップしてくれないのはなぜだろう。不思議な会社である。

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2019年 晩夏 石垣島旅行記 その6
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石垣島に毎年行っていると言うと、たいていの人は「ダイビングですか?」と聞いてくる。なぜ「シュノーケリングですか?」と聞いてくる人がいないのか不思議である。世の中のたいていの人が石垣島でダイビングを経験しているというのならわかる。「石垣島でダイビングって最高っすよね」的なノリであるのならば。しかし、石垣島に行ったことのない人でもそうやって聞いてくるのだ。
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夏になるとそこそこの大きさのスポーツショップに行けばシュノーケリングの道具が売り出される。先日書いたような玩具みたいなやつだ。安いものならば、夏休みの近所のスーパーの3階あたりにあるおもちゃ売り場でも売っている。間違ってもダイビング・ギアはない。そもそも、シュノーケリング・ギアではないのがおかしいではないか。オレですら、ギアとか言うと気恥ずかしさを感じてしまうのだが、これはいけないことである。もっとシュノーケリングの普及活動に精を出さねばなるまい。
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これがスキンダイビングになると、なぜか崇高なスポーツになっていく。若干ヨガっぽいところがあって、オレなんかは多少のうさん臭さも感じてしまうのだが、これはスキンダイビングはできそうにもないという負け惜しみ的な感情が我が心を支配しているからだと思うのである。オレだって自由に泳ぎ回ってイルカちゃんたちと遊びたいに決まっているじゃないか。ただ、最近のスキンダイビング界はセクシーな姉ちゃんがもてはやされているような気がしてならないので、私のようなオジサンがスキンダイビングなどしていると石を投げられたりしないか、それが心配なのである。
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お師匠とヨットに乗って海に出たのはいつになるのだろうか。随分と月日が経ってしまったように思える。僕は海に出ると、ライフジャケットに身をゆだねてラッコ状態になって空を見上げているのが好きである。本来、シュノーケリングとは水死体のようにうつ伏せ状態で海に浮かんでいるのが正しい姿勢なのだが、この仰向けでぷかぷか浮いているのが大変に心地よいのだ。ちなみにこの時はマスクもおでこまでずり上げている。こういう無防備な姿はあまり他人に見せるべきではないと、私は両親から教えられて育ってきたので、お師匠以外のショップで海に出る時は自粛気味にしている。まぁ、他ではそんなふうにのんびりしている余裕がなかったりもするのだが。
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このラッコ状態、リーフ内でやっても気持ちよくもなんともない。ぷかぷか感がイマイチというのもある。しかし、なんと言っても解放感が足りないのだ。360°の水平線に囲まれ、上を見上げればきっぱりとした南の空が広がっている。これはダイビングやスキンダイビングでは味わえないものである。どうだ参ったか。
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マイ・フィンのススメ。 [2019 石垣島]

おはようございます、38kicksでございます。
ブログ中断中の出来事で一番大きかったことは人生初の入院だった。腎生検と扁摘パルス療法の為に2回の入院を経験した。先月、1年間飲み続けていたステロイド薬が終わって今は経過観察中。次回の検診の結果が良ければ往復3時間の大学病院ではなく、徒歩圏内の病院に戻ることになり随分と楽になるのだが、今は違う病院に通い始めておりまして、その話はまた今度。

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2019年 晩夏 石垣島旅行記 その5
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例のビーチにインする。久し振りのシュノーケリングである。喜びのあまりついつい力任せにフィンを蹴ったら軽く足が攣ってしまった。あまり無理をしないように気を付けることにした。ちなみに僕はマイ・フィンを持参している。お師匠のショップはちゃんとしたフィンを貸してくれるのだが、たまに子供のおもちゃみたいなフィンを貸し出すショップがある。つま先が痛くなったり、あまり進まないので疲れてしまったり、せっかく楽しみしていたシュノーケリングの時間にストレスを感じることになる。マスクとシュノーケルくらいだったらそんなに荷物にはならないが、フィンははっきり言って邪魔だ。しかし、それでも僕はマイ・フィンを買った。かっこいいじゃん、マイ・フィン持ってる人って(笑)
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僕のフィンはTUSAのKAIL。池袋のマリンショップの兄ちゃんに言われるままに買った。フィンと言えばGULLのMEWが一番売れているフィンだと思いますが、兄ちゃんに言わせれば「全然進まないからお薦めできない」とのこと。KAILはちゃんと進むし、疲れにくいそうです。フィンにも個人の好みがあるから、自分のスタイルに合わせて選べばいいと思う。シュノーケリングは足にフィンという抵抗を付けて運動するものと考えてもらえればいい。普段からランニングをしている僕でも無理をすれば簡単に足が攣ってしまうので、ビーチでゆっくり楽しみたい人ならば少し柔らかめのフィンでもいいと思う。
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あとは大きさですよね。とにかく邪魔になるので、ダイビングをする人はともかく、シュノーケラーでちゃんとしたフィンまで買う人は少ないのかもしれない。僕のように毎年のように石垣島に行きます、目的はシュノーケリングですという人なら買ってもいいとは思いますけどね。
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僕がフィンを買おうと思ったのは、あるショップでおもちゃみたいなフィンを貸し出されたことがきっかけではあるが、その旅行から帰ってきてネットでフィンのことを色々と調べ始めてから見つけたある沖縄好きの方がやっているブログでマイ・フィンを薦めていたからだった。その人もシュノーケリング好きで、やはりおもちゃのフィンにストレスを感じてマイ・フィンを購入したのだが、その人はバックパッカーである。バックパックにフィンを入れる、その心意気に僕は感動してしまった。シュノーケリングが好きならバックパックにフィンも入れるというのか、僕はまだまだシュノーケリング愛が足らないと痛感した。
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朝、シュノーケル・ツアーの集合場所に、メッシュバッグにマイ・フィンとシュノーケルを入れ、腰に薄いウエットの上着を巻き、首からオリンパスのタフを下げたオレが現れると、家族連れのお父さんなんかは少し唖然とした表情になっている時がある。シュノーケリングごときにこいつは何本気になっているんだと、子供がそこいらでパチャパチャやってるもんじゃないのかという感じである。しかし、スタッフはそんなオレに対して仲間意識というか親近感丸出しで接してくる。それは1本目のポイント終了後により明確になる。僕に対してシュノーケラーとして合格だと認めるのだ。僕は泳ぐ前に潮の流れを確認する。ボートの位置と潮の流れを理解していれば、ボートから離れ過ぎることはない。潮に乗って泳いでしまうと意外と速く進んでしまいボートから離れてしまう。しかも、波の底面にいると少しの波の高さでボートは見えなくなる。これでパニックになる人もいるという。僕は泳いでいる最中によくボートの位置を確認する。自分とボートの位置関係を把握していれば安心して遊ぶことができる。その時にボートの上のスタッフと目が合うことがある。離れているしマスク越しなので実際に目は合っていないのかもしれないが、なんとなくアイコンタクトを取っていると感じる。ボートに上がるオレに対する「お疲れ様」に心がこもるのだ。2本目に入る前に、スタッフ同士の会話で、僕らは大丈夫だから他のゲストをフォローしてと聞こえてきたこともあった。
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僕はシュノーケリングをしている時間も好きだが、海から上がって太陽の熱で温められていくあの感じも好きだ。隣で同じように海を眺めるスタッフと口には出さないが「いいよねぇ」という気分を共有している。以前、そんなふうに海を眺めていると、ゲストのオッサンが珊瑚の上に乗り上げてしまい身動きが取れなくなった。素人はフィンで珊瑚を蹴り上げて折ってしまったり、珊瑚の上を通過できると思ってもライフジャケットの厚さが意外にあるのでつっかえてしまうことがよくある(僕は今まで一度もないけど)。乗り上げてしまったら無理やりに動かず、波を待ちふわりと浮いたところで脱出を図ればいい。まぁ、そこのスタッフは口も悪かったこともあるのだが、そのオッサンに向かって「あのバカ」と小声で言い、船に戻ってきたオッサンが膝から出血していると訴えても「唾でも付けといて下さい」と言い放った。オレのフィンを見て「KAILっすね」と人懐っこい笑顔で言ったスタッフだった。

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石垣島のビーチでニモる。 [2019 石垣島]

おはようございます、38kicksでございます。
海外旅行といえば、僕は以前からモニュメントバレーに行きたいと何度も口を酸っぱくして言っているわけだが、以前やっていたブログで言っていたので初めて聞く人もいるはずだ。そうなのだ、昔からアメリカ南部に胸が高まって仕方がない。あの赤茶けた大地がオレを呼んでいるのだ。呼んではいるものの、無料でご招待というおいしい話が転がり込んでくるわけもなく今に至っている。モニュメントバレーに恋いこがれ過ぎて多少の飽きも感じるほどで、最近はフィッツロイが気になっている。山なのでヨーロッパアルプスだろうと勝手に思っていたが、ちゃんと調べてみるとアルゼンチンである。なんとアウトドア・ブランドのパタゴニアのマークはフィッツロイだったという衝撃の事実を40代後半になって初めて知った。実物はもっとトゲトゲしてないか? とりあえず、まだ呼ばれている声は小さいのでもう少し大きな声で呼ばれるまで待ちたいと思います。

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2019年 晩夏 石垣島旅行記 その4

たいして美味しくもない昼飯を喰った後、いったんホテルに戻って小休憩し、お師匠がやってくるのをしばし待つ。晴れてはいるが風が強い。おそらく波も高いのでリーフの中で遊ぶことになりそうだ。みなさんがイメージする石垣島は、一般的な南の島であり、海がきれい、それに尽きると思う。すると、普通はビーチで遊ぶということになる。初心者の方はホテルにあるビーチを利用するのがいいだろう。カップルでイチャイチャ波打ち際で遊ぶにはそれくらいがちょうどいい。しかし、オレのようなシュノーケラーになると石垣島には遊びに適したビーチがほとんどない。米原ビーチだけと言ってもいいだろう。ただし、米原はビーチの構造上、離岸流が発生しやすく、なめていると流されて戻ってこれなくなってたまに死ぬ人がいるので十分に気を付けていただきたい。島なんだからビーチだらけじゃんと思う人がいても当然ですが、基本的には私有地で整備されていないし、つまり、駐車場はないし、ビーチに下りる道は崖で、蜂やハブがいるし、トラブルが起きた際に簡単に助けを呼べる状況ではないのだ。そこで、ショップを利用することになる。ガイドと一緒に遊ぶのだ。このショップ選びが難しい。はっきり言ってシュノーケリングなんてダイビングのオマケくらいに考えているショップが多いからだ。「はい、ポイントに着きましたよ、あの辺りに魚がいますからね、はい、どうぞ」でおしまい、あとは勝手にどうぞというショップもある。お師匠によると、最近は金儲けの為だけにやっているようなショップが多くなってしまったのでなおさらだろう。なので、楽しくシュノーケリングをしたい人は、シュノーケル専門でやっているショップを選んだ方がいい。ただし、他のお客がマニアックなシュノーケラーばかりだと初心者には少し厳しいかもしれない。初心者は少人数限定とか二組限定とかのショップを選べばいい。そういうショップならば、リクエストにも応えてくれるはずだ。
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お師匠は基本的に同じビーチにしか行かないので、オレもきっとそのビーチには10回以上は行っているだろう。今回は少しアプローチが違っていた。車を停める場所の問題だろう。いつもはパン屋の脇を降りていくのだが、今回はそば屋の脇を降りていった。橋の下のビーチで、冷たい小川が流れ込んでいて、海から上がった後はその真水で体を洗うことができるので嬉しいのだ。ガイジンのお姉ちゃんがビーチで読書をしていた。こういう時間の過ごし方っていいですよねぇ。そのビーチで遊ぶのかと思いきや、脇の岩場から隣のビーチに移動したので、結局はいつものビーチに行ったことになる。
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このビーチは水深の浅いところにカクレクマノミがいる。子供でも箱メガネでも見ることができるので、家族を連れてくるにはもってこいの場所である。

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離島ターミナル前で海鮮丼ランチ。 [2019 石垣島]

おはようございます、38kicksでございます。
ソネブロから消えていた間に、何度か海外旅行をした。以前は海外に行くなら石垣島へ行った方がいいという考えていたが、我がパートナーが同じ場所に行くよりも知らない土地に行きたい派でありまして、そんなわけで海外旅行を選ぶことになった。ベトナムに3回、タイと台湾に1回ずつ行った。中でも台湾はとても思い出深い旅行になった。親日国なので過ごしやすく、小籠包やマンゴーのかき氷、夜市のB級グルメが有名である。しかし、オレと嫁はその台湾の食が合わないということが判明し、3泊4日の2日目の朝にそういう結論に至ったものだから、それ以降は和食やベトナム料理でやり過ごしたという、とにかく、残念ながら二度目はありません。

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2019年 晩夏 石垣島旅行記 その3

随分とあっさりと竹富島から石垣島へ戻ってきた。去年の夏あたりには竹富島に宿泊する旅番組がいくつか放送されていて、それはそれで魅力的ではあるものの、オレには石垣島の夜の方により魅力を感じてしまうので、このまま竹富島に宿泊することは一生ないのかもしれない。そんなわけで、石垣島に戻るとちょうどお昼時になっていた。離島ターミナルでうまいマグロが喰える店があったと記憶していたが、どうもそれらしき店はあるのだが、あまりうまそうなマグロを出すような雰囲気が感じられなくなっていたのでパスした。以前のオレだったら間違いなく八重山そば方面に突入していったはずなのだが、嫁があまりお好きではないらしく、そば専門店に行くことが出来ない。ガイドブックを買ったりしないオレは石垣島のランチ情報がインプットされていないので、かと言って時間もそれほどないので歩いて探すわけにもいかず、とりあえずターミナルの前の適当な店に入ることにした。

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ナマモノが駄目なベトナム人は多いが、嫁は海鮮丼が好きである。刺身はあまり好きではない。寿司も生魚のネタはあまり好きではない。では、なぜ海鮮丼が好きなのか理由を聞いたことがある。しかし、その答えを忘れてしまった。どうも最近、物忘れが多くなって困ったもんだ。ちなみに、生魚を食べることができるベトナム人には、ワサビを大量に付ける人が多い。嫁も醤油がワサビでドロドロになるくらい入れるし、そばを食べる時の麺つゆにもかなりの量を入れる。今まで見た最高のワサビ好きは寿司のシャリの全体にワサビをなすり付けていた。まぁ、食の好みも人それぞれだから否定することはしないが、昔ながらの江戸前の寿司職人の前でそれやったら怒られるんだろうなぁ。

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