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大山だって山であると大山は言った。 [山ヤと煙はなんとやら。]

おはようございます、38kicksでございます。

では、山登りの話を振り返りで進めてまいりますか。細かい話は前回のブログで書いたので省きまして、去年の11月だかに丹沢の大山に登った話をいたしましょう。大山は神奈川県で一番多く登られている山なんだそうで、ケーブルカーがあったり神社があったりと高尾山に似ている。通を気取った山ヤからすると、観光登山とか言って小バカにしがちな山である。

ではなぜ登りに行ったかと言えば、ブランクがあり過ぎたので軽めの山で調子を見たかったからである。紅葉の季節だし、登ったこともないし、行ってやってもいいかなという気分だった。ところがどっこいケーブルカーを使わないコースを選んだら、これがどうにもそんなに軽くはなかった。
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ヤビツ峠へ向かうバスからして満員で臨時便が出るほどの賑わいだった。紅葉のハイシーズンではあったが、平日だしなと思っていたのが間違いだった。世間では山ガールがどうしたこうしたと言っているが、バスに乗っているのは基本的にジジババが多く、遠足前の子供じゃあるまいしテンション高めでよく喋る。密の車内では遠慮しろよと思いつつ、もう先が短いから好きにさせてあげるかと優しい気持ちにもなる。しかも、このバスは山道を行くので良く揺れる。普段は乗り物酔いをしない僕でも気持ちが悪くなってしまった。ヤビツ峠行きのバスは厳冬季になると路面凍結の為に手前の蓑毛までしか行かないこともあるくらい高度を稼いでくれてありがたいし、塔ノ岳への表尾根ルートは眺望がいいので利用者が多いので、もう少しバスの本数を増やしてくれてもいい気がする。座れたら乗り物酔いはしないだろうし、登山の前に体力の消耗はできるだけ避けたいところだ。
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ヤビツ峠から登ってもコース自体は短く、大山までは1時間強、下ってケーブルカーの先のバス停まで入れても3時間とちょっとである。しかし、ブランクが長かったせいか、意外とやられてしまった感がある。ランニングを続けているからといってアスリート並みではないわけだし、ランニングと登山では使う筋肉が違う。ランニングは3日も走らないと走るための筋力が落ちる、登山はそれが2週間なんて言われている。僕の場合はほぼ30年振りだから仕方がない。それに、コースには岩が多かったり石段が多かったりするので、それも言い訳としては最適である。それでも、歩くだけではなく、多少なら走れることも分かったし、少しずつ登る山のランクを上げていこうという思いも芽生えてしまったのである。
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