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旅は風まかせと見せかけて。 ブログトップ

ええと、博多で美味しいものを食べました。 [旅は風まかせと見せかけて。]

おはようございます、38kicksでございます。
色々と忙しいのなんのって、すっかりご無沙汰でございます。

そんなわけで、去年の1月あたりに博多に行った話をしようと思うのだが、ロクに写真が残っていないのはなぜなんだろう。最近は写真を撮るのはスマホがメインになっておりデジカメはあまり使っていない。旅行や登山の時はデジカメを持って行くのだが、やはり手軽に撮るにはスマホの方が便利で、そうするとデジカメとスマホに写真が分かれたりして余計に面倒になってしまい、そうこうしているうちにあまり写真も撮らないようになってきて、今まではデジカメの写真を見ながら旅を思い出しつつブログを更新していたのだが、なんかもう記憶がさらにあいまいになってしまって仕方がない。

言い訳がある程度済んだので先に進もう。
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去年の1月といえばコロナが話題になりだして、中国人観光客が日本からいなくなった頃である。その前に韓国からの観光客が激減しており、その時に僕が働いていたホテルは、中国人6割、韓国人2割、日本人2割くらいの割合だったので、すっかり稼働が下がって暇になってしまった。片道分のマイルが使えたので、博多に飛ぶことにした。

大宰府やタモリが美味しいと言った有名な鰻屋さんに行った。博多といえば屋台だが、そこまで惹かれなかったので今回は行かなかった。僕はあまりゴマゴマしたものが好きではなかったので今まで食べなかったゴマサバを食べたらおいしかったので驚いた。嫁も美味しいと言っていたのでさらに驚いたというのは嘘である。それにしても、基本的にベトナム人は生の魚を食べられない人が多いのだが、嫁はすっかり日本に慣れてしまったようで、刺身や鮨を食べることもできるし、今朝も納豆を食べていた。

東京からいなくなった韓国人は近いからか博多にはまだまだ観光に来ていて驚いた。ところで、オレは韓流ドラマは絶対にハマらないし、見るつもりもなかったのだが、先日、BSで放送していた「病院船」を、もともと嫁がネットで見ていて面白いというので一緒に見始めたらこれがすっかりハマってしまった。ストーリー的にはややありがちなのだが、主演のソン・ウンジェがかわいくてかわいくて。

で、帰りの空港で豚骨ラーメンを食べましたという話でした。
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熱海に行って天丼を食べました。 [旅は風まかせと見せかけて。]

おはようございます、38kicksでございます。

無事に社長面談を終え、4月からちょっとだけ偉くなるようです。面談は社長だけかと思ったら役員クラスがもう2人いて、それなりの面談ではあるものの緊張もしないオレってなんなんすかね。

そんなわけで、去年のクリスマスに熱海に行った話でもしようと思う。嫁が温泉に入りたいと仰っていたので熱海に行ったのだ。嫁は乗り物酔いしやすいので(ベトナム人は乗り物酔いする人が多いと思う)、バスで行く山の温泉なんていうのは完全にNGで、海でも駅から離れて送迎バスで行く温泉もなるべくパスしたい。熱海なら家からそれほど遠くないし、ホテルも徒歩圏内、観光する場所もあるのでいいチョイスである。

親や親戚と温泉に行く時はそれなりの高級旅館に行くことが多いが、嫁と二人で行く時はそれなりにリーズナブルなホテルを選ぶ。普通の旅行ならホテルの値段設定は抑えて、外での食事で美味しい料理を食べたいと言うか、美味しいお酒を呑みたいと考えるのだが、温泉は基本的に決まったメニューの夕食付きなのでそこがなかなか難しい。そんなわけで夕食はバイキング式のホテルを選んでみた。食べ放題呑み放題の温泉ホテルと言えば、分かる人にはすぐに分かるだろう。しかも、嫁が好きな蟹の食べ放題ありで期待していったのだが、やはり値段が安いということはそれなりなところはそれなりですからね。

ホテルは街の中心から少し外れたところにあり、隣が廃墟みたいになっていて何となく陰気な雰囲気である。色々な条件を絞った結果でそこに決めたのだが、どうにもあまりよろしくない選択だったようだ。バイキングだからもっと若い人達がいるかと思ったら、以外にもジジババが多かった。今の若い人達はあまりお酒を呑まなくなってしまったようだから、呑み放題はあまり魅力的ではないかもしれない。それよりもインスタ映えするような、目がチカチカする感じが良いのだろう。

温泉は海の景色を見ながら入れるのは良かったが、塩素の臭いが気になってしまったり、海の温泉だからかちょっと刺激があると言うか優しくはない感じ。
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ここはモナコと信じ込んでみると不思議とモナコに見えてくるから不思議である。静かそうに見えますが、ホテルの前にフェリー乗り場があり、そこのアナウンスがちょっとうるさかったりする。
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翌日は少し歩いて錦ヶ浦に行ってみた。熱海の海といえばサン・ビーチで、普通の砂浜であるが、ここは断崖絶壁の荒々しい景観を見ることができる。あまり紹介されていないようですが、僕は好きだな。
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そのまま歩いて来宮神社へ。ここは熱海で一番のパワースポットと言われているので観光客も多かったですね。
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インスタ映えスポットですか?
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僕にはこっちの方が映えです。

昼飯を食べて帰ることにした。熱海と言えば海鮮であるのだが、別に海鮮にこだわる必要もない。嫁は食べたいと感じたものを食べる方が美味しく感じることができるという合理的な考え方をする。
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そんなわけで天丼を食べて帰ったという話でした。

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2年前、はとバスに乗って巨峰を食べました。 [旅は風まかせと見せかけて。]

おはようございます、38kicksでございます。

望んでもいないのにちょっとだけ偉くなってしまわれるようで、昇進のための小論文を書けとか、社長面談があるから本社に来いとか、本当に面倒くさい。昇進すると新しい仕事が増えるし、その割に給料は雀の涙ほどしか上がらないので、正直に言って断ってしまおうかと考えているというのは嘘で、適当に世の中を渡っていきたいと思っております。

今、働いている会社はビルメンがメインの会社なので、ホテルの客室清掃に関しては僕の方が経験値としては無駄に長い。なので、年下の課長や係長よりもそっち方面の知識は無駄にある。オレくらいの年齢であるならば普通は役職にもついて現場は外れて本社勤務でもおかしくはないのだろうが、ここまでくると今さら本社勤務もしたくはないというか、現場仕事を続けて体が動かなくなってきたら、その時はそれなりの仕事に変わればいいのではないかと考えている。こういう現場仕事に活きの良い若い衆が来るわけもなく、ちゃんと頭が使える人は普通の本社勤務の会社勤めを選ぶだろうし、体力自慢の人はガテン系に行けばもっと稼ぐことができるので、僕のこの素晴らしい知識を受け継ぐ後継者は今の会社にはまったく見当たらない。

僕が30歳の頃は月一の本社会議でボコボコにされて鍛えられたが、今の時代でそれをやったらパワハラと言われるだけだろう。会議後の呑み会も含めてのことで、それでノーサイド、明日からまた頑張りましょうという流れだった。最初の頃は偉い人にお酌をするタイミングがなかなかつかめずに、翌日になってからそれで怒られたりした。今はお酌制度を禁止する会社もあるし、そもそも若い人たちがあまり呑みに行かないそうで、うちの若い衆も会議も会社の呑み会もどちらかというと嫌いだと言っているし、翌日に休みを入れるほど精神的に疲れてしまうそうだ。社員は各現場に散ってしまい会うのは本社会議の日だけだし、会議が終わればみんなそそくさと帰ってしまう。これでは横のつながりなんて太くできない。「私たちはチームだから」とか言われてもなぁ・・・。

さてさて、はとバスに乗った話でもしますか。2年前の秋ですかね。嫁がフルーツ好きなので、はとバスのフルーツ狩りにプチ観光が付いたコースに何度が参加した。二人で行ったこともあるし、都合が合えば嫁の友人の留学生と一緒に行ったこともある。

集合は新宿で、W杯期間中だったので例のオフィシャル・ショップを覗いてみると、アイルランドのユニフォームが入荷していたのがまだ開店前の店内に見えた。帰りに寄ることにして、集合場所に戻った。この日は、忍野八海、山中湖あたりの紅葉、お昼はほうとう、巨砲の食べ放題、最後にワイナリーに寄って呑み放題というコース。僕はワイン好きではないので、メインは巨砲ですかね。
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忍野八海。きれいな水は美しいね。僕は石垣島の海を見過ぎてしまったので、今さら湘南とかには行けない体になってしまった。
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山中湖に到着。富士山の全景はなかなか見られないものですね。まだ紅葉には少し早く色づきはいまいちでしたが、場所を選べばいい感じでありました。
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ほうとう。僕も嫁もうどん好きなので、美味しくいただきました。以前は蕎麦が好きではなかった。何が美味しいか理解できず、胸焼けする感じだった。お酒を控えてから胸焼けすることなく食べられるようになったし、うどんよりも健康的なイメージなので食べる機会も増えたのだが、やはり美味しいとは思えない。蕎麦よりも薬味とか海苔の方が美味しいと感じる。お前の舌はどうなっていりのだと怒られてしまいそうだが、仕方がないではないか。なので、嫁と食が合うというのが奇跡的だと感じる。日本人とベトナム人で結婚した夫婦で食が合わない人達も多いと聞く。食事は別々にするとかね。僕らはどちらが作ってもお互い美味しく食べることができる。基本的には同じ料理を食べるのだが、時々、別の料理を作って食べることもある。仕事の都合で帰ってくる時間が違うし、お腹が減るタイミングも違うし、空腹なのにパートナーを待つ必要はないと二人は考えている。
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仕事から帰ってきて、嫁は食事を済ませている、でも自分の食事の用意ができていないだけでブチ切れる夫は多いらしい。とくに晩酌する人は、晩酌を始めるいつもの時間に間に合わないだけで不機嫌になるらしい。分からないでもないけど、食事を作るのが奥様の仕事だと決めつけているようで嫌な感じだね。もちろん、帰宅したら食材も何もないなんてことはなく、仕事に出掛ける前に、晩ご飯はそれぞれで作る、必要な食材はどちらが買うということをしっかり決めておくし、僕は料理をするのが早いからなのか、料理をすることにネガティブではない。ちなみに、お酒を呑む日は必ず僕が料理をする。以前は毎晩しっかりとお酒を呑んでいたのだが、今では休みの前の日だけ、基本的に週に一回しか呑まなくなってしまった。お酒を呑む日は美味しい食事を食べながら呑みたい。仕事をしながら、今日は何を作ろうかと考えるのも好きだ。ベストは、ランニングで帰宅し、シャワーを浴びてからメモを片手に近所のスーパーに買い物に行き、下ごしらえを終えたあたりで最初の缶ビールをプチンと開ける。だいたい一缶が終わる頃にはすべての料理が終わっている。冷蔵庫からもう一本缶ビールを出し、氷と焼酎も用意して食卓の前に座ると、あとはもうトイレ以外は動かない状態になる。
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巨峰の食べ放題。ほうとうを食べたあとですからね、そんなに食べられませんよ。最後にワイナリーに寄って、少しだけ呑んだ。試飲用の小さなコップで二杯ほど。ワインでは悪酔いしたことがあるので、それ以来、呑まないようになってしまった。ビールをしこたま呑んでからワインを一本あけたらやらかしてしまい、それが二度ほど続いたのだ。

そんなわけで、新宿に帰ってオフィシャル・ショップを覗いたら、アイルランドのユニフォームはXLしかなかったというお話でした。

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人生は楕円形のボールのように。 [旅は風まかせと見せかけて。]

おはようございます、38kicksでございます。

少しは改心してブログの更新をして行こうと思ってはいるのだが、他にやりたいことが多くてブログは後回し気味である。コメントを書いたり、いいねを押しにいったりする時間がない。訳の分からないビジネス本には時間を作ることができる人こそ優秀な人であるみたいなことが書いてあるらしいが、ひとつのことしかできない奴が・・・、いやいや、ひとつのことに集中できる人がそういうことをほざいている・・・、いやいや、仰っているわけで、僕のような煩悩の塊のような人間はセコセコと生きていくしかないのが現実だと思っているわけでありますので、まぁ、なるようにしかならないということですなぁ。

最近は、休日のランニングでハーフを走ったり、よせばいいのに山登りなんかも始めてしまったというか再開してしまったので、予定がぎゅうぎゅうで、そう言えば来年の干支は牛でしたねと、いらないことばかり書いているから余計に時間を喰うわけで、僕は牛肉よりも鶏肉が好きなのですけど、根がケチなので値段が安いから好きになったと思われます。

そんなわけで、去年の話です。ラグビー・ワールドカップを見に大阪に行った話を手短かにしたいと思います。僕はスポーツでは格闘技が好きで、プロレスが好きですとか言うとプロレスはスポーツなんですかと言い返す奴がいて本当に頭が来るのだが、純粋なスポーツという意味ではラグビーが好きである。かと言って生で観戦したことは一度だけで、30年くらい前の日本対NZで、日本はボコボコにされた。ジョン・カーワンがまだ若手の頃だった。つまり、流行語にもなったにわかファンのようでもあるが、一応ちゃんとルールは知っていたので、にわかとは言ってくれるなおっかさんである。

チケットの発売日を知らなかったので気が付いた時にはすっかり出遅れていた。日本戦はすべてソールドアウト、その他の試合でもカテゴリーの高い席しか残っておらず、やたらと高額なので私のような雀の涙程度のお給金しかもらっていないサラリーマンには手が出なかった。しかし、どうやらキャンセル分が再販されるらしいことが分かった。再販後はある程度のチケットが手に入るようになっていたが、日本戦や決勝トーナメントはやはり高額のチケットしか残っていなかった。予選でも首都圏の試合や人気チームの試合は同様だった。早々に日本戦は諦めてアイルランド戦に狙いを絞った。僕はアイルランドが好きなのだ。行ったことはないし、行きたいともあまり思わないが、好きなもんは好きなのだ。20代の終わり頃にアイルランドの音楽に心を奪われた時期があり、世の中にはアイリッシュ・パブという大人の魅惑にまみれた空間で、夜な夜なギネスを呑み、フィッシュ・アンド・チップスを喰っていたことを知り、サッカーの日韓W杯では六本木のロアビル前をアイルランド人サポーターが占拠するという事件に心をときめかせていた。つまり、僕はラグビーのにわかファンではないし、アイルランドのにわかサポーターではないのだ。日本と同じプールに入っていたアイルランドの最も重要な試合は横浜で行われるスットコランド戦で、プール内の開幕第二戦であり、これはプール内の優劣を決める試合、つまりは決勝に進むチームを占う意味でもまさに天王山とも呼べる試合であった。当然、みな考えることは一緒だし、横浜だし、チケットはなかったので、僕は川崎のスポーツ・バーに観戦の予約を入れておいたが、石垣島に台風が来たおかげで帰ることができなくなり島のホテルでの観戦になってしまった。

相変わらず余計なことばかり書いていると先に進みづらいので、とにかく、僕は神戸で行われる対ロシア戦のチケットを取り、嫁と大阪まで行き、僕だけ観戦することにした。
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調布にあるファン・ゾーンにあったマンホール。結局、スポーツバーやファン・ゾーンでの観戦はしなかった。アイルランドのユニフォームを手に入れようと、新宿のオフィシャル・ショップに何度も足を運んだが、入荷するのはXLサイズばかりで僕に合うサイズを買うことはできなかったので、アディダスから発売された応援Tシャツで我慢した。

確か大阪から三ノ宮まで行き、地下鉄に乗り換えたのだが、この地下鉄の車内がアイルランド化していて凄まじい光景だった。日本人よりもふたまわり程でかいアイルランドの老若男女が車内で押しくら饅頭をしていたのだ。それだけでなく、アイルランドではそれが観戦前の当たり前の光景なのだろうが、猛々しい合唱で溢れかえっていた。目に緑。耳に歌。なんだこのクライマックス感は。ラグビー関係者は、今回のワールドカップで、世界のラグビーを取り巻く空気感を味わってほしいと言っていたのを思い出した。これか、このことかと、僕は試合前からすっかりやられていた。

海外の選手が試合後に日本式のお辞儀を観客に向かってすることや、競技場に足を運んだラグビー・ファンがそれぞれの国の国歌を覚えて斉唱する姿や、とても丁寧に対応してくれたボランティアのおじさんおばさんの姿がニュースで流れ、ネットで世界に配信された。とても幸せなワールドカップだったと思う。
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僕は試合が見やすいと思いフィールド横のエリアを選んだ。アイルランドの緑色のサポーターはゴール裏に固まり、相変わらず歌っていた。考えてみれば、サッカーでもゴール裏にサポーターが集まるから同じことか。僕もネットで覚えたアイルランドのアンセムを小声で唄った。試合自体は格下相手のロシアに危なげなく勝つ予想通りの展開で、終盤になるとロシアの選手への声援が目立つようになっていた。こういう応援の仕方がラグビーならではで、世界中に日本のファンがいるのもうなずける。体格で負けてしまう日本チームには絶対に諦めないという信念がある。日本チームに海外の選手が多くなっていても、その精神は受け継がれており、それが日本のオリジナリティにもなっている。自国の代表に選ばれなくなった海外の選手でも、まだ第一線で活躍できる選手は日本のチームで受け入れてくれるし、条件さえ満たせば日本代表に選ばれることも可能だ。ラグビーというスポーツが紳士のスポーツであり、国同士の争いではなく、世界にラグビーの素晴らしさを広めるという目的で代表に選ばれる基準が設けられているらしい。だからと言って、ただラグビーがうまいからラグビー後進国の日本の代表に選ばれて、真の日本の代表選手になれるかというと、それは簡単なことではないということだ。
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僕は余韻に浸りながら大阪に戻り、ついつい道頓堀に飛び込もうかと思ったが、まだお酒を呑む前だったのやめておいたという、そういう話でした。

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