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電動スクーターで米原ビーチへ。 [2019 石垣島]

おはようございます、38kicksでございます。
先日あるニュースに興味深い記事が出ていた。アメリカのそこそこ偉い人が「日本のコロナ関連の対応はひどいもんだが、患者数が少ないことを説明することができないで困っている」みたいなことを書いていた。なるほど、確かにそれはある。患者数を抑えるために検査数を減らしているとか言われてはいるが、重症患者や亡くなった人は少ないのかもしれない。僕が働いているホテルにも、海外からの帰国者が宿泊している。宿泊中はその部屋には一切入室はしない。アウト後に消毒し、一日おいてから清掃に入る。しかし、チェックアウト時間を過ぎてもゲストが降りてこないので部屋を確認してみたら(変死という可能性もなくはないから、やや緊張である)、まったく部屋が使われていなかったなんてこともある。2週間の待機と思わせておいて既に帰宅していたようだ。今のところ結果オーライで済んではいるが、明日には緊急宣言が解除されるようだし、この先大丈夫なんでしょうかね…。

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2019年 晩夏 石垣島旅行記 その11
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石垣島での3日目の朝である。ホテルから見ると天気が良さそうに見えるが風が強く雲が流れている。旅行前から石垣島の近くに台風が居座っており、その影響で風が強くなっている。動き出せばあっと言う間に島に近づいてくるはずだが、まだ動き出す気配がない。このまま停滞を続けてほしいものである。

ホテルの朝食バイキングを美味しくいただき、海遊びの準備をしてホテルを出た。今日はレンタルバイクを借りて米原ビーチへ向かう予定である。僕は車の免許は待っているが超優良ペーパードライバーである。教習所以外で普通に一般道を走ったことはない。バイクには5年ほど乗っていたので今でも普通に運転することはできる。二人乗りできるスクータータイプをレンタルしようとネットで探していたら、電動タイプがレンタルできることが分かり予約しておいた。離島ターミナルにもお店があるので手軽でいい。簡単すぎる手続きを終えていざ出発。普通のバイクのような加速感はないが、安全運転でいいわけだし、音も静かでなかなか快適である。
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川平湾は無視して御神埼へ向かった。嫁のお気に入りの場所で、行きたいとリクエストがあったので向かうことにした。もともと風の強い場所で、風の方向に木がなびいていたりする。リーフに当たる白波がかなり目立っているので、明日予約している川平湾のツアーは中止になるかもしれないと一応軽く覚悟は決めておく。
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海沿いを走るとたまに強風にあおられるが怖いほどではない。ちなみに、シート下にバッテリーが入っているので荷物はあまり収納できない。僕の遊び道具はメッシュのバッグに入れて足元に置いて、着替えは嫁がリュックに入れて背負った。バッテリーは街と米原の往復でギリギリ大丈夫。北の方まで足を伸ばすとなると、バッテリーは交換しないと駄目ですね。何カ所か交換できるステーションがあるので心配はない。スコールで滑って転んで怪我をするとか、そっちの方が心配だよね。
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米原ビーチの駐車場は無料で停めることができた。売店で嫁のシュノーケルとフィンを借りて、いよいよ海遊びであります。そうですね、山の方は雲が厚いです。

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石垣島で大人呑み。 [2019 石垣島]

おはようございます、38kicksでございます。
私は旅好きである。なので、旅に関係する場所、たとえば羽田空港で働きたいと考えていた頃がある。しかし、羽田空港の求人なんて警備関係や案内係、飛行機の掃除とかばかりで、旅にはまったく関係がない。そんなことを言い出せば、オレが今働いているホテルだってジャンル的には旅行関係に入る。さて、現場異動になり、なんとそこには立派に羽田空港の名前が入る。実際には空港の手前にある駅なので、駅から出ても空港の建物は見えない。まぁ、しかし、なんとなく羽田空港には近づいてはいるので、良しとしよう。

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2019年 晩夏 石垣島旅行記 その10

この日はお師匠夫妻とお酒を呑むことになっていた。以前は、八重山村やすし太郎によく行っていた。今はどちらもオーナーやスタッフが変わってしまい味が落ちたり騒々しくなってしまったので行かなくなってしまった。お師匠によると、どうも最近の美崎町はキナ臭くなってしまったようで、半グレさん達が金儲けのために島に入ってきたのが原因らしい。お師匠はもう美崎町には近づかないようにして、少し外れた落ち着いた店で呑むようにしているという。昔のお師匠の武勇伝の数々を知っているだけに、寂しいような気もする。二人で一晩に泡盛の三合瓶を3本空けたのが懐かしい思い出である。
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今夜のお店は八重山村で働いていた板さんが出したお店で、八重山村の味を受け継ぐ「やふぁやふぁ」である。あまり若い人向けのお店ではないかもしれないが、正式に伝承されたぐるくんおにぎりが食べたい人はここに来るしかない。特別な料理があるわけでもない。しかし、こういう落ち着いたお店もなかなかいいものだ。僕もあまりにぎやかしいお店は好きじゃないしね。
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料理の写真はこれしか撮っていなかった。八重山そばの茶碗蒸しだっけ? 肝心のぐるくんおにぎりの写真もありません。
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少し呑み足りないので二軒目に行くことにした。呑み足りていても行くんだけどさ、結局。ただし、僕たちはすぐにタニファに向かった。昔だと、間にもう一軒必ず挟んでいたと思う。べろべろでタニファに行くのが常だった。タニファはお師匠のヨット仲間が集まる店というか、地元の酒呑みが集まる店でもあるし、島のコミュニティの場所としてしっかり根付いている印象である。店主の栗さんも僕のことを覚えてくれていて、とても落ち着く店である。ちなみに栗さんは僕の大学の先輩になる。
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初めてタニファに連れてきてもらった夜、お師匠に島の泡盛だと言われて白百合を呑んだ。独特な味というか香りのする泡盛で好き嫌いがはっきりと分かれる。僕も最初は呑むことができなかった。島から帰ってきてから思い出に浸るように白百合を買って呑んでみたがやはり美味しくない。意地になって呑み続けていたら1年後くらいに白百合を美味しいと思うようになった。喉越しが爽やかだと感じるようになったのだ。それをお師匠に伝えると、「じゃあ、最初から白百合を呑めるのか?」と聞かれて、確かに最初はビールだし、ある程度酔っぱらってからではないと白百合は呑まないことに気が付いた。タニファには島(石垣島では島の泡盛を島と呼ぶ)のゴーヤ割りという非常に健康的な飲み物があり、少し酔っ払った時の酔い覚ましにちょうど良いし、体調が悪い時でも罪悪感なしで呑むことができる。タニファは店名にカフェと付いているのだが、特別オシャレな店ではないし、若者が集うような店でもない。曜日によっては仲間が集まってサルサだのウクレレなどの教室が開かれるので、そういう夜に行ってしまったら素直に曜日を改めた方がいいだろう。初めて行っても栗さん夫婦が優しく対応してくれるし、酔っ払い(島では酔っ払いのことをびーちゃーと呼ぶ)の常連さんが軽く絡んでくれるので退屈することはないだろう。タニファでムカつく酔っ払いに会ったことは一度だけなので、そのあたりは安心していいだろう。ちなみに、白百合を作っている方もここの常連さんだが、僕はここでは会ったことがない。お師匠に酒造所に連れて行ってもらったことがあり、そこで会ったことはある。僕はタニファのモヒートが好きで、ここのモヒートが世界一だと思っているのだが、日本以外で呑んだことはないので確かな情報ではない。タニファでさらに酔いを深めていき、錆びついた弦のギターを弾いたり、栗さんの奥さんとお師匠の奥さんが弾くウクレレに耳を澄まし、島の夜は更けていくのであった。

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海遊び後のとっておきガセ観光情報。 [2019 石垣島]

おはようございます、38kicksでございます。
現場異動でそこの責任者をやれっつーのならば、それなりの研修期間があるのが普通だと思うのだが、突貫工事のような引継ぎのみで新しい現場に入ることになってしまった。今回の現場は小さいし、今はコロナの影響で稼働が低いので、責任者のオレとパートのおばちゃんが2人もいれば回すことができる。前の現場だったらオレだけで回す仕事量だな。はっきり言って、定時まで時間を潰すのが大変です。とか言いつつ、リストラされないように地味なアピールも抜かりなくやっておりますとも。

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2019年 晩夏 石垣島旅行記 その9

海遊び終了。あとは帰るだけである。ちなみに、今日みたいに午後からではなくて朝から遊ぶとなると、当然お昼になれば腹が減る。お弁当を用意してくれるショップが多いが、おにぎりと漬け物なんてショップもある。僕は昭和の人なので、おにぎりはアリだ。大人数でなければ外食という選択もある。そこでよく利用されるのが知花食堂である。小汚いのか小奇麗なのかよく分からない佇まいの店で、軽く濡れた水着なら大丈夫なので、お師匠とはよく行った。以前はおばぁが一人でやっていたので時間が掛かったが、最近は娘さんが手伝っているかなんかで多少は改善されたという噂がある。海沿いのコジャレたカフェは濡れた水着では入れない店が多い。ただし、南の島や東南アジアでよく目にする例のプラスチックの椅子があれば大丈夫なので聞いてみるといいだろう。美味しいパン屋もいくつかあるが、人気があるのでお昼には美味しそうなパンは売り切れていることが多い。こちらは海で遊んで腹が減っているので、ある程度がガツンと行きたいところなのだが、天然酵母の具なしパンだけが残っていたりして、なかなかに寂しい思いをするのである。ちなみに、お師匠がヨットに乗っていた頃のお昼は素麺が多かった。朝、町で買ってきたジューシーカマボコをかじりながらの素麺である。最高のお昼ごはんだ。

とりあえず、海で遊ぶとベタベタになる。先程まで遊んでいたビーチには小川が流れ込んでいるので潮を洗い流すことができる。崖の上の道沿いには小さな滝があり、ここも天然シャワーとしてよく利用されている。ターザンロープがあって、滝つぼに飛び込むこともできる。ただし、とても冷たいので心臓の悪い人はやめた方がいい。まぁ、米原ならコイン・シャワーがありますからね、小銭持ちの人はぜひ利用していただきたい。

海沿いの道を走っているとやたらと大きなシーサーが見えてくる。米子焼工房である。昔はシーサー作りを体験できる小さな工房だったはずなのだが、いつの間にか訳の分からないシーサー農園とかいう公園みたいな施設になっている。結果的にインスタ映え間違いなしのスポットになっている。結果オーライではなかろうか。

山の上の方へ続く道へ進むと、八重山ヤシ群落がどうのこうのという植物園チックな施設がある。僕は特に興味がないので入ったことがない。入口の脇にあるお店でサトウキビジュースだけ飲めばいいと思います。ただサトウキビを絞っただけのジュースなんですけど、とても美味しいです。
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今回も相変わらずとても役立つ石垣島の観光情報だと自画自賛したくなる内容でお送りいたしました。

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